乳牛の一生
同僚の動物学会の報告に乳牛の一生の話が出てきた。以下簡単にまとめると、
- 生まれて、子供を作れるようになったら人工授精
- 子供を生んでお乳を出す
- 最短で次の子供を人工授精
- 4〜6回の妊娠出産でお乳の出が悪くなるので、乳牛としての役目を終わる
子牛が飲みきれないお乳を分けてもらっている、とっても自然な食品と思っていた牛乳や乳製品だけど、考えたら当たり前とはいえ人間が強く操作をして得られていたものだったことを聞かされ複雑な思いになってしまった。その"牛乳"はじめ多くの食品から得られたものを人間は何に変換しているかというと、ほぼ自分の欲求や満足に使っているのだからどこかで捻じ曲がっている感がある。食物連鎖の上位にいるからこそ出すものは出さないといけないのだろうけど。
ところで役目が終わった乳牛はどうなるのだろうか。。。。