2008-01-01から1年間の記事一覧

自然な出生前検査

ここで話題になっている治療を含んだ出生前検査だが、つい最近、子持ちになった私も、妻の妊娠中にどこまで検査をすべきかで悩んだ。ただ、もし知ったところで、そのことが何かの行為につながる可能性は低いと考え、というより行為を変えたくなかったので、…

あなた自身が「作品」になれ

そこは最近、ちょっとお腹いっぱい感があるけど、この養老孟司の文章はおもしろかった。石油かどうかは私には読みきれていないが、情報を集めることで実態を得られていないとのくだりは、昨今のネットの影響を憂いながらも、わが身を振り返えざるをえなかっ…

GTDをやりはじめて

毎週金曜日に週次レビューとしてアイテム発掘とカテゴライズをするようにしているけど、毎週末2時間近くも時間をとられることもあり、アイテムのアップデートをしないことが時々ある。そうなるとカードをあてにしなくなってしまい、すると余計にアップデート…

技術は素材

爆笑問題のニッポンの教養で、技術はにんじんのような素材にしか過ぎず、どのように料理をして、どのようなシチュエーションで食べてもらうかを考えなければならないとの言葉を聞いた。私がたずさわっているソフトウエアでは、実装技術も大切だが、どのよう…

iDVD

TigerからLeopardにあげ、iLife'08をいれたら、なぜかiDVDが起動できなくなってしまった。「テーマを読み込み中」というプログレスバーが出っぱなしになっていた。FinderからiDVDを消去して再度インストールするも、現象は変わらなかった。 アドバイスを元に…

ベストプラクティス

http://www.infoq.com/jp/minibooks/scrum-xp-from-the-trenchesベストプラクティスなんてものは無いし、決して出来上がることもない。でもグッドプラクティスは知る必要がある、とのこと。私は以前、うまくいっている隣のチームとの差異を埋めようと躍起に…

QS=kCD

出典を記憶してないが、QS=kCDに関する記事で、単にQSCDのバランスを取ることの重要性だけに言及していた記憶がある。でもこの式で大切なのはkの存在だと思っていて、なぜならkの変化でQCDSのバランスが変化し、kを大きくすればCD固定でも品質が向上したりス…

ひとをつくる、ものをつくる

いい話を読めた。一概にひとづくりといっても、どのようにつくるか、何を使ってつくるかを考えると、ものづくりするしかないよな、と思っていた。ものづくりからプロセスが形成され、そのプロセスがひとをつくり、すなわちそのひと達のものづくりが上手にな…

toRubyで学べること

結論は「私はラッキー」となるのだけど、毎月1度開かれるtoRubyでは、Ruby自体のことだけでなく、アルゴリズムについてやアルゴリズムをどうRubyで実装すべきかまで学ぶことができる。 Rubyのコアな話は「ヘェー」で、アルゴリズムのRubyによる実装はたいて…

toRuby 20th

もう20回なんですね。ぽじぺで長く喋りすぎた。反省。

GTDを試した

以前から頭にはあったが実行するまではいかなかったGTDを試してみる事にした。参考にしたのはhttp://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0606/27/news003.html http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/gtdの2つのページ。主に上の方の手順に従った。 まず感想を…

toRuby拡大版

toRubyの半年に一度くらい行われる拡大版が終わった。おそらく過去最多人数だったのではないかな、様々な人たちが参加してくれたので、4時間があっという間だった。あと1時間はやりたかったな。 id:kuranukiさんにはSKIPの話をしていただいた。社内SNSによっ…

私にとってのアジャイル

手法的には、短期で製品をリリースするという心構えが作り出すリズムと、リリース内容を明確にする計画ゲームなのかなあ。最近考えたのは、開発中の飛び込みの排除と、いつでも要件変更を受け入れるという二律背反の同時成立。

プロジェクトファシリテーション(PF)とアジャイル開発

「システム開発現場のファシリテーション」を読んで、アジャイル開発という言葉が記憶にあるだけで1箇所しかなく、PFとアジャイル開発はなんとなく同じ根っこを持つものと思っていたので、敢えてアジャイルという言葉を使わなかったのか、とひねくれた見方を…

オフショア

オフショアで開発をリードしている元上司から、オフショアがアジャイル開発を行うと言ってきているが、それってどうなの、と聞かれたので、「そりゃ定義次第でしょ」と答えた。でも今どきアジャイル開発と言い切るところがどうにも怪しい。元上司にはアジャ…

オブラブ夏イベント

しぶかわさんのDSLに一票入れた。ピュアな技術発表だったこともあるが、DSLをしぶかわさんなりにまとめあげた''成果''を発表されていたからだ。それだけに説得力あったし、聞いていて安心できるトークスだった。C++がRubyやPythonの高速化をする上でのDSLと…

2つのイベントに参加して

連続といってもいいくらい、近い日程だった2つのイベントに参加。 オブジェクト倶楽部夏イベントはtoRubyでいっしょのしぶさん以外、特に話せる人もいないので、しぶさんが欠席する懇親会の参加はどうしようかと思っていた。でも参加してみると、思ったより…

はてなTシャツ欲しい!

はてなTシャツ欲しい!でいいのかな。ペアルックしたい人か。う〜ん、、

単体テストに潜む誤った理論

単体テストに潜む誤った理論の最後の数行、 結局、テストを機械的なものと捉えることはできない。単体テストは単体レベルのエラーを捕捉するだけで品質に寄与しているわけではない。統合テストは統合レベルのエラーを捕捉するだけで品質に寄与しているわけで…

妄想、イメージ

私がスキーをがんばっていた頃、よくコーチから滑る前に良いイメージを頭に浮かべるようと指導された。当時はなんとなく頭に思い浮かべるのだけど、滑り始めるとすっかり忘れてしまい、その効果がわからないでいた。しかし技術が上がるにつれ、かなり鮮明に…

toRuby 6月

6月4日はtoRubyだった。Ruby Kaigiの相談と Ikeさんのコードをみんなで見る時間を取ったので、「たのしいRuby」は進まなかった。 そのIkeさんコードからERBの話で盛り上がり、私は、今さらながらだが、テンプレートという概念を知ることができた。これまでER…

再び

またがんばって、いろいろと書いてみようと思う。

開発のリズム

先日の計画ゲームの最中、ドライブ感のある開発をするには、チームのリズムをどう刻むかが鍵なんではないかとふと思いついた。というのはこのチームの今のリズムと上流とが合っていないためにうまく計画できない感じがしたからだ。もちろん上流行程にいる人…

「ITプロジェクトを失敗させる方法」

「ソフトウエア開発自体だけでなく、プロジェクトをマネージメントする上でも、現実に即した解決方法を探すとアジャイルになる」、と私には読めた。以前読んだPM関連の本には、プロジェクト計画時に先が見えないことに関して、先をきちんと見通すことを目標…

デブサミ2008

デブサミ2008に行ってきた。私は初参加だったが、仕事でよく行く学術集会の硬さと、ソフト開発関連の集まりに見られる柔らかさの中間をいくような雰囲気に親しみを持てた。私の仕事はソフト開発チームのリーダとしてチームにXPを適用しつつあることから、社…

伝えること

NHKで放映された、スペースシャトルでリクエストされたウェイクアップコールソングを聴きながら、飛行士達とその家族の思いをつづる番組を見た。ちょっとシャレの効いた選曲の愉快さ、また不幸な事故に遭遇してしまった家族の気持ちがよく伝わってきて、とて…

Ruby要求仕様書

私も2年位前に一度、オフショアー開発でRubyを使った要求定義を実践したことがあるが、いくつかの理由で中止した。その中で最も大きな理由は、Rubyは単なる表現手法の1つでしかなく、要求定義がきちんと出来ていなければ納品物の品質向上にはつながらなかっ…

見える化と見せる化

少し前に上長から「見せる化しろ」と言われ、何かとっても違和感があったのだが、見える化では見る方がスルーしにくい方法をとることが必要なので、結局は見せる化なのかな、とか考えて納得しようとしていた。でも見える化は双方向のインタラクティブな部分…

2008年の目標

年が明けて2008年になった。 昨年はグループをアジャイルな手法でまとめていくことと、会社以外での活動をアクティブにすることを目標としていた。グループの方はXPのプラクティスをいくつか導入できた程度だったけど、メンバーの考えが同じ方向を向いてきた…