toRubyで学べること

結論は「私はラッキー」となるのだけど、毎月1度開かれるtoRubyでは、Ruby自体のことだけでなく、アルゴリズムについてやアルゴリズムをどうRubyで実装すべきかまで学ぶことができる。
Rubyのコアな話は「ヘェー」で、アルゴリズムRubyによる実装はたいてい感銘を受けたり、驚愕させられる。先日もちょっと複雑なソートをsort_byでぱっとやっちゃうプログラムを見せられ、自分では力技的なものしか思い浮かばなかったので、思わず「凄い!」と言ってしまい、そして咳さんから、データをある事柄で分類するということはソートと同義だと言われ、驚愕してしまった。
で、何が凄いのかというと、ある課題をとことん単純化させ自分の引き出しから最も近いアルゴリズムを引き出し、それを具現化するところだ。その引き出しの多さも驚きだけど、それ以上にモデリングが極めつけ。上にも書いたように、分類することをsort_byのソート対象にすることで実現できることを瞬時に見つけていけるのだ。もしかすると引き出しの多さがモデリングを容易にしているのかもしれない。
どちらにしても、私はいくら考えても頭の中は白紙に近いままだった。だから私は、そんな思考シーンをそばで見られるのだから、とってもラッキーである。