プロジェクトファシリテーション(PF)とアジャイル開発
「システム開発現場のファシリテーション」を読んで、アジャイル開発という言葉が記憶にあるだけで1箇所しかなく、PFとアジャイル開発はなんとなく同じ根っこを持つものと思っていたので、敢えてアジャイルという言葉を使わなかったのか、とひねくれた見方をしてみたりした。
システム開発現場のファシリテーション ~メンバーを活かす最強のチームづくり~
- 作者: 新岡優子,前川直也,西河誠,小田美奈子,上田雅美
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2008/01/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私も最近はアジャイル開発という言葉を使うよりも、開発にある問題やうまくいったことを個々に話すことが増えた。しかもその個々の話は、成功したものでさえ必ずしもアジャイル的でないこともある。教科書としてのXPやスクラムはとても影響を受けたし、またモチベーションでもあったけど、実践してみると実は多種多様な方法をうまく組み合わせたり独自の方法をみつけてみたりと、そんなことが多いような気がする。それが実際なんだよな。
ただそれでも根底に何かあるような気はする。それはアジャイルとかPFに興味を持ち、オブジェクト倶楽部とか周辺の文献、周りの人間との数多の会話によって培われてきたのだが、それが何かはまだ気付けていない。