見積もりとプロジェクト期間の一致

短期プロジェクトをオフショアリングに割り当てることにし、開始条件が記載される文書に自分で見積もった期間+αで開始日、終了日を記述したところ、オフショアリング側からの見積もり回答が、私が記載した終了日+1日となっていた。+αとあるよう、終了日より若干早い数字が出てくることを期待していたけど、そうなってはくれなかった。実は1つ前のやはり短期プロジェクトでも開始条件文書に記載した終了日に終わるような見積もりが提示されていた。ところがこのプロジェクト、その終了日になっても仮納品時の納品テストとオンサイトテスト時に出た不具合で、終了日からもう1週間が過ぎているのに集結していない。なので今回のプロジェクトもおそらくオンサイトテストで不具合が出て遅延するんではないかな。
このパターンはこれまで4年ほどオフショアリング開発をやっている中で経験がない。おそらく短期で完結するプロジェクトが初めてだったことと、これまで私がかなりバッファーをとって見積もった値から終了日を決めていたからではないかと考えている。つまり上記の2プロジェクトの終了日は両方ともギリギリか実は私の見積もりが小さいくらいなのではないだろうか。でも私の提示した終了日を動かすのも交渉が必要だし、オンサイトでの不具合は、オンサイトの作業が私に見えるため許されやすいことから終了日をそのままにしたのだろう。
もしこのプロジェクトがオンサイトテストでつまるようなら、今度は厳しくフォローを入れてみようと思う。
オフショアリングはこうした小さなことの積み重ねでお互いが少し儲かるくらいでサチル業務形態だということを再確認した気分だ。