リズムいついて、社内発表をした

社内での発表でリズムの話をした。社内のグループで毎週木曜日、内部顧客にソフトを見せてフィードバックを得るようにしたら、それがリズムになり、顧客も含めたみんながなんか気持ちよく開発できた、という内容。こういうことを話すことができたのも良かったけど、リズムについて色々考えることができたのも良かった。

実は私は今までリズムというのを感じた事が無かったんだと、この発表で報告した開発が終わった後で気付けた。
リズムを取るようなことをやらなかったわけではなかったのだけど、今回の気付きからすると、何かが違っていたと思う。発表でも話したが「週定例をやってます」じゃリズムにならなくて、何かこう、テストとか設計が週の決まった日にやられると、そこから他の事柄のやる日が決まってきて、リズムが形成されるのだろう。また期間も重要で、1週間とか2週間だから、みんながやる日を覚えておける。これが毎年4月4日に、なんてやっても誰も覚えてられず、リズムにはなれない。
ソフト開発は、うまく言葉で表せられないけど、最小の開発単位みたいなのがあって、今回の我々の場合だと、設計-実装-テストがシーケンシャルにながせる単位だったのだけど、その最小単位を淡々と何度も繰り返すのがリズムそのものではないだろうか。それがわからないうちに、やれイテレーションを組もうだとか、2週間は長いといった議論をしても、額面上やれたとしても、きちんと機能しない気がしてきた。

でも今回、いまさらながらだけど、いろいろと経験できて、ほんとによかった。