とちぎテストの会議をふりかえって

とちぎテストの会議では、実行委員長というロールを与えられ、一生懸命にこなそうと思いつつ、なかなか思い通りにいかないという経験をすることができた。いつもそうなのだけど、周りの人に助けられながらの実行委員長だなぁと、準備から本番、そして本番後の後片付けに至るまで感じ続けてきた。
今回のスタッフは、toRuby(とちぎRubyの会)の参加者が多かったが、同時に社内の人間が多く、実は臨時のスタッフ会議を社内でやったりしていた。それはどうしてもその時に打ち合わせが必要だったためなので、事前にもう少しスタッフ同士が顔を合わせて話ができる場を作るべきだったと反省している。本番直前も、私は不要と思っていたスタッフ会議が、実はもっとも重要な会議になってしまったことがあり、私の計画の甘さや現状認識の不足が如実に現れた結果といえる。
会そのものは、感想ブログを見るに、良かったといってくれたものが多くほっとしている。特にパネルディスカッションは、会場からもなるべく多くの意見を取り込みたかったので、うまくいったのではないか。ただもう少し議論を整理できればもっと効率的に意見を拾い上げられたと思う。一応、司会としてがんばろうとしたけど、最初からネガティブ感に心を占拠されていたので、単に手を上げた人に「どうぞ」という係になってしまった。絶好のチャンスを逃した気分だ。
結局1時間以上も時間をオーバーし、とりあえずお開き、みたいにして、次のワールドカフェにうつった。ワールドカフェ、もう少しやりたかった。できれば結果をみんなで共有したかった。このへんも準備での詰めの甘さで、今になってみるといろいろなアイデアが思い浮かんでくる。

仕事でがんばっているアジャイルという考えでは、多くのフィードバックが人を成長させるとあるが、人一倍フィードバックが必要な私には、今後、何度も何度も練習しないといけないんだろう。たぶん手をあげさえすれば練習させてくれる環境がtoRubyにはあると思っている。練習し続けるかどうか、、どうしようかな。

といいつつ、目前にせまったRubyKaigi2010でのサブイベントでは、またまた実行委員長のロールをこなさなければならない。そしてtoRubyも、事務局員として会計の池澤さんと共に、会の運営の一部を担っていこうと決めた。どちらも自分にできる範囲であると思っているので、心を入れ替えてがんばるか。