発達障害の解釈

その罪山さんが発達障害について書かれていた。そこで初めて知ったのだけど、罪山さんは、発達障害というのはその人の性格がその時の社会に溶け込みにくく、人の助けがあった方が有効な状態としていた。私は一種の病気と思っていたけど、そうではなく、たまたま今の社会に会わない性格の持ち主なんだ、と理解した。
それで気になってWebの診断アプリを自分で試したら、ものによっては自閉症スペクトラムが50%なんていう結果が出てきた。そしてさらに、発達障害の講演会でも診断テストについての話があり、「みなさんはすぐに答えはわかると思います。」という問題も、私は回答がわからなかった。

自分は、人が自分をどう思っているかわからないけど、たぶんそれほど困らずに会社員生活を送れていると思う。でも診断テストの内容が少し違っていたら私は障害者だったかもしれない。大事なのは、発達障害が「痛い」とかそういうのと違って、まわりの人との関係で決まるものだということだ。今、自分は違っていても、時代が違うと発達障害になる可能性もあるんだ、ということがわかって初めて、発達障害を理解できたことになると思う。