Apple TV

新しいデバイスを買っても、面倒くさがりな性格のため、すぐに飽きてそれほど使い込まずに終わらせてしまうのだけど、2ヶ月程前に買ったApple TVは、その中でも色々試して楽しんでいるデバイスの1つになった。

ミラーリング

買う前に聞いていた機能で、これさえあれば写真もムービーも見られるので、私には保険のような機能である。
他の機能を知るとそれほど使わなくなるのだけど、それでもWebで調べたものを家族や来客に見せるのに便利であるし、画質もQuickTIme Playerの全画面表示でも、Emacsでコード書いてみても、Keynoteでスライドショーしても41インチのTVなら違和感無く見ることができた。もしイベント会場にHDMI入力可能なテレビがあるなら、サブモニターとして使うには十分でしょう。

iTunes

iTunesで出力先をApple TVにすると音楽やムービーを見ることができる。音声はデジタルで出力されるけど、残念ながら自宅にはその受け口がないので、音は専らTVのスピーカーで聞いている。一方ムービーについては、リッピング時に適切なコーデックを選択しないとうまく再生できなかったり、素人の私には案外敷居が高かった。 DVDFabを使うと問題なかったけど、あまり言及しない方が言いのかな、、、
ハンディームービーカメラで撮ったものはiMovieで取り出しているが、これをiTunesで再生するにはコーデックをH.264にしたりと手間がかかる。全ムービーを一括変換するのも選んでやるのも、どちらも時間がかかるので考えてしまう。
いっその事、QuickTIme PlayerからApple TVにストリーミング再生させてもいい気もするのだけど、まあ再生機能が弱いので使い勝手は良くないが。

YouTube

ミラーリングでTVに映し出すしかないと思っていて、そうなると音声がApple TVのデジタル出力しかないため(MaciPhoneのスピーカーというのもあるが、、、)困ったと思っていたが、iPhone/iPadYouTubeアプリからストリーミング再生できることがわかり一件落着。ところがApple TV本体にYouTube再生アプリがあることに後から気付いた。とほほ。

Remote App

Webで調べていて気付いたのがこのRemote App。
Remote Appを使うと付属のリモコンの代わりにiPhoneiPadApple TVをコントロールできるようになる。でも単にリモコン代わりだけなら、せいぜい赤外線じゃないので本体の位置を気にする必要がなくなるくらいしか嬉しいことはないが、それより便利なのがMacBookProのiTunesをコントロールできるようになることだ。まるでiPhoneにMacBookProの全曲が入っているように使うことが可能になる。しかもiPhoneiPad両方からコントロールできるので、たとえばどちらか一方でiTunes DJにすると、iPhoneiPadから曲のリクエストができるようになる。ちょうどカラオケで曲を登録するのに似ていて、何人かでリクエストし合い、ユニークなプレイリストを作るのも楽しいのでは。


多機能をほこるようなデバイスじゃなく、どちらかというと「こう使うといいですよ」と向うから提案してくれているようで、それに乗ってしまうと使い勝手も機能も自分にマッチした気にさせてくれる。8800円という値段を考え合わせると損はないと思う。